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博物学者アルフレッド・ラッセル・ウォレスの生涯

―自然淘汰説の解説とその適用例―
ダーウィニズム

アルフレッド・ラッセル・ウォレス著
長澤純夫・大曾根静香訳

A5判/544頁
本体4500円(税込4725円)
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ダーウィニズ執筆の背景
ウォレスは、ダーウィンと同時に自然淘汰による進化学説を打ち立てた共同発見者として、近年再評価が急速に進んでいる人物です。
ダーウィンの『種の起原』が、最初に刊行されたのは1859年、その前年ウォレスがマレー群島滞在中に、テルナテの僻村からダーウィンに送った、ダーウィンの本より明快だと言われた一つの論文が糸口をあたえて、出版が急遽実現されたことは、フィクションまがいの優先権の憶測論評も含めて、様々なかたちで紹介され、現在では日本でも広く知れています。

ダーウィニズムの特徴と評価
『種の起原は、あまりにも有名ですが、実際に全編読み通した人はあまりいないのではないでしょうか。自然淘汰を正しく説明できる人も少ないようです。
『種の起原』の重厚で複雑な、ダ−ウィン特有の文書表現のために、自然淘汰説はとかく難解とされていました。現在もこの風潮は変わっていません。
一方、ウォレスの文章の明快さは有名ですが、本書ではダーウィンが何を言わんとしたか平明に解説されています。さらに、自説とダーウィン説の共通点と相違点を説明しますが、それぞれ是非があって興味深いところです。また自然淘汰による進化学説の解説書として、多数の図や表を駆使して達意の筆法でこれを教科書風にまとめあげることで、一般読書の理解を助けようとしたことから、簡素明快な記述になっているのが、この本の特徴の一つです。

 

 
博物学者アルフレッド・ラッセル・ウォレスの生涯 博物学者アルフレッド・ラッセル・ウォレスの生涯

ピーター・レイビー著
長澤純夫・大曾根静香訳

A5判/480頁
本体4500円(税込4725円)
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―蘇った博物学者の巨人の決定版評伝―
古典的名著『マレー諸島』(新思索社刊)によって知られるウォレスは、近年、自然淘汰説に関するダーウインとの優先権問題をめぐって新たな脚光を浴びたが、それをきっかけにして科学的業績と人間性に注目するウォレス再評価がなされるに至った。
著者は英国の優れた評伝作家にふさわしい筆致をもって、人間の未来に対する真摯な熱情を持ちつづけたこの知の巨人の全体像を初めて描き出している。
本訳書は、原書にない図版を多数加え、巻末には年譜、関連資料及び詳細な索引を付した。
 
マレー諸島

博物学探検紀行最高傑作の完訳
マレー諸島 オランウータンと極楽鳥の国

アルフレッド・R・ウォレス著
宮田 彬訳

A5判/750頁
本体6000円(税込6300円)
※長らく品切れにしていましたが読者の要望にこたえて再版し、本体価格6602円を6000円に値下げしました。
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極楽鳥が舞い、オランウータンが思索する熱帯の人と自然を、ヒューマンなまなざいしで描く博物学探検紀行の最高傑作。150年前の完全に残る東南アジア熱帯雨林の豊かな自然.―動物、昆虫、鳥、植物とそこに暮らす人々。著者ウォレスはこの9年に及ぶ滞在からダーウィンとは別に、あの自然淘汰進化論を提唱する。インド・マレー諸島、チモール群島、セレベス島、モルッカ島、パプア島など全40章。熱帯生物学者による丁寧な訳と訳注と詳細な解説と、美麗カバー付。

アマゾン河の博物学者 博物学探検紀行の最高傑作
アマゾン河の博物学者 普及版

W・ベイツ著
長澤純夫・大曾根静香訳

A5判/550頁
本体6000円(税込6300円)
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今から150年前、南米アマゾン河流域=熱帯雨林の豊かな自然のまっただ中に、親友ウォレスと共に入り、ひとり11年にわたって現地の人々と暮らした滞在記。昆虫・動物の標本採集人として自活しながら、14700種を採集して英国本国に送り、そのうち新種はじつに8000種にのぼった。また、このアマゾン滞在での調査・研究は、ダーウィンの自然淘汰進化論構築への限りない貢献となった。なお、巻末の訳者解説では、本書邦訳への先人たちによる長い道のりとエピソードが詳細につづられ、興味はつきない。
ベイツ ダーウィンの進化論を支えたベイツ唯一の評伝
ベイツ アマゾン河の博物学者

G・ウッドコック著
長澤純夫・大曾根静香訳

四六判/390頁
本体3800円(税込3990円)
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今から150年前、熱帯雨林の自然が完全に残る南米アマゾンに親友ウォレスとともに赴き、一人11年にわたって滞在し、英国に帰国後、博物学探検紀行の最高傑作『アマゾン河の博物学者』を著したベイツ唯一の評伝の完訳である。アマゾンの毒蝶類の種と数の多さは、まさに生物多様性の極致を思わせるが、それらをめぐるいわゆる「ベイツ型擬態」の存在を明らかにして、生物進化の自然淘汰説を検証する。ダーウィンの影にかくれて活躍した一人の生物進化論者の生涯は、自然淘汰進化論誕生の背景を物語ってくれる。

・日経サイエンス

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DNAの複製と変容

鳥はなぜ歌う

ジャック・ドラマン著 
石川湧訳 
オリヴィエ・メシアン序    

四六判 260頁
本体1800円(税込1890円) 
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1928年に発表されたフランスの原著は、鳥類の生態を描いた名作として長く読みつがれてきた。メーデルリンクは「これは私が書きたかったような本だ」と言い、ロマン、ロランは「すばらしい本だ。わが国の森と野原、空と川のあらゆる匂い、風の音、音楽、緑――すべてが心にくいまでに描き出されている」という賛辞を寄せている。

著者のジャック・ドラマンは、1874年にフランスのシャラント県(ボルドーの北方)に生まれた。生家はその地の主要な産業であるコニャックの醸造と輸出を業としていた。祖父は優れた昆虫学者であったという。本書は、ドラマンの25年にわたる鳥類研究と観察の成果であり、同時に見事な文学作品となっていることは、上記の文学者の言葉が証している。

石川湧による翻訳は昭和16年に三笠書房から刊行されたが、長らく絶版となっていた。復刊にあたっては、定評ある名訳を生かしながら,旧版の旧字・旧かなを新字・新仮名に改めた。また、原書の1990年版につけられたオリヴェ・メシアンの序を新たに加えた。

 
DNAの複製と変容

DNAの複製と変容 ―複製の博物学―

武村政春著    

四六判 300頁
本体2300円(税込2415円) 
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<複製>の概念によって遺伝という物語をよみとく
DNAは複製する。複製するが、それは厳密なる「コピー」ではない。DNAは、少しずつ少しずつ「変容」しながら複製していく。太古より続くDNAの、複製と変容の繰り返し。その延長線上に今私たちがいる。そのDNAの複製を一手に担ってきたのが「複製装置」としてのDNAのポリメラーゼであった。
本書は、複製装置の視点から生物社会、人間社会における「複製」の物語を紐解き、生物とは何か、そして人間とは何かという古来の課題に挑戦する、文理の枠を超えた若手科学者の思索の披瀝である。

 
赤いカナリアの探求

赤いカナリアの探求 ―史上初の遺伝子操作秘話―

ティム・バークヘッド著    
小山幸子 訳 

四六判 368頁
本体2800円(税込2940円) 
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乱交の生物学の著者 最新作
遺伝子学の研究者であったドイツの高校教師ハンス・デュンカーは、1924年、赤いカナリヤを遺伝的な操作によって作り出そうという独創な実験に着手した。これは現代の遺伝子操作の先駆的な試みでもあった。やがて時代はナチスの台頭をゆるし、遺伝学は危険な領域に向かって進み始める・・・。一人の埋もれた研究者の生涯をたどりながら、ヨーロッパにおける鳥飼育の豊かな文化をたどる。ミステリーの面白さをそなえたノンフィクション。

実例をふんだに使った文章の読みやすさ、スピード感ある文章は『乱交の生物学』におとらず、本書についても著者の書く文章の面白さは存分に味わえる。

<読者対象>
@一般書としては、鳥の(飼育)愛好家に好適です。
A専門書としては、鳥の行動学や、人と動物の交流・関係の文化史に関心ある人に好適です。

 
生物学から人間学へ

生物学から人間学へ ―ポルトマンの思索と回想―

アードルフ・ポルトマン著
八杉 龍一 訳

A5判 302頁
本体2800円(税込2940円) 
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現代思想としての人間学試論
高名な動物学者ポルトマンの自伝的精神史。
生物の形態研究を基礎に人間の発育問題を探求し、学問領域を越えた思想家への遍歴する彼の内的世界を、最近50年間の生物学上の事実や理論との深い係わりを通して語る。

 
鳥の社会

鳥の社会

中村登流著

A5判 323頁
本体3000円(税込3150円) 
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集団を維持するメカニズムとは何か。
エナガを出発点に、それぞれに特有な社会形態をもつ鳥たちの世界を訪ね、彼らにとって社会とは何かという問いに迫る。


11章 社会的調節機構

 
動物行動学T

動物行動学T

K. ローレンツ著
丘 直道・日高 敏隆訳

A5判 516頁
本体5000円(税込5250円) 
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ローレンツの動物行動学に関する基本論集を年代別に編纂した書。
前半では鳥類において生得的行動を保証する機構を論じ、後半では本能概念の批判的再検討を行う。

 
動物行動学U

動物行動学U

K. ローレンツ著
日高 敏隆・丘 直道訳

A5判 475頁
本体4800円(税込5040円) 
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人間行動の理解を目指すという意図の下に前半では有機的シスレムにおける部分と全体の扱い方等方法論的側面を論じ、後半では人間の意識と感覚の系統発生を論じる。

 
ハチとフィールドと

ハチとフィールドと

坂上 昭一著

A5判 335頁
本体4800円(税込3675円) 
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新たなハチ研究への足跡
ミツバチをめぐる一般向け論者をはじめ、海外での調査旅行と研究成果をつづったフィールド・ノート、自らの海外の道程を素描した小編など、独自のハチ学と海外の調査見聞を軸に豊富な話題を展開する。


 
生命 この宇宙なるもの

私たちはどこから来たのか
生命 この宇宙なるもの

フランシス・クリック著
中村桂子訳

四六判 195頁
本体2500円(税込2625円) 
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ノーベル賞受賞者、DNA構造の発見者である著者が新パンスペルミヤ説(宇宙胚子説)を唱えて語る生命の起源と本性。
これからの生命観、学問的方向を示す知的興奮の書。

 
ミツバチのたどったみち


ミツバチのたどったみち 

坂上昭一著

A5判/356頁
本体3500円(税込3675円) 
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ハチの諸族についての観察を軸とし、数多い文献を検討しつつ、ミツバチを頂点とするハチ類の社会的発達の全体像をみごとにまとめあげる。

 
自然界と人間の運命 ローレンツ行動学の決定版
自然界と人間の運命 

K.ローレンツ著
谷口 繁訳

A5判/514頁
本体4800円(税込5040円)
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進化論と行動学の総合を行い、人間理解へのアプローチを確立したローレンツ行動学の集大成。二編からなる。
(1)進化論と行動をめぐって
(2)生存の諸問題をめぐって


 
カブトムシと進化論

カブトムシと進化論 博物学の復権

河野 和男著

四六判/342頁カラー写真24枚
本体2500円(税込2625円)
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著者は国際的な育種家で、一方、カブトムシ、クワガタムシ、カミキリムシなど甲虫類の世界的なコレクターとしても知られている。この30年にわたる育種(品質改良)の経験と、自身の膨大な昆虫標本を縦横に駆使して進化論論争に加わり、カブトムシのツノ、クワガタムシのオオアゴをはじめとする種内変異、種間異変、地域異変、性的異型等の意味について自身の進化論を展開し、生物多様性について考える。
なお、随所で触れる古今の碩学の進化論のおさらいと、24頁に及ぶカラーの昆虫標本写真はわれわれ読者には誠にありがたい。

 


・毎日新聞
乱交の生物学 乱交の生物学 精子競争と性的葛藤の進化史

ティム・バークヘッド著
小田亮・松本晶子訳

四六判/370頁
本体2,500円(税込2625円)
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この面白い書名にひかれて購入した読者は、その期待どおりの内容に満足するだろう。
生物界は基本的に乱交の世界だそうだ。
本書の最初のページから最後のページまで、ヒト、霊長類、哺乳類、鳥類、魚類、昆虫、軟体動物他と多岐にわたって、無数の乱交の具体例が披露され、興味深い事実が明らかにされ、圧倒される。
では、なぜ乱交なのか?それは性淘汰と精子競争をキーワードに解き明かされていく…。雌の視点から述べる乱交の本質性への論考が新鮮である。

【著者紹介】
イギリス・シェフィールド大教授。国際的に著名な行動生態学者。鳥類学者で特に「精子競争」研究の第一人者。各種動物の精子間競争の研究は20年に及ぶ。国際行動生態学会の会長をつとめる。著作は多数だが、本邦訳は本社がはじめて。
死と老化の生物学 死と老化の生物学 死の役割と老化の本質を探る

A・クラルスフェルド&F・ルヴァ著
藤野 邦夫訳

四六判/322頁
本体3000円(税込3150円)
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生物はなぜ老い、死んでいくのだろうか。死の役割は、生物自体の中心的メカニズムであり、生命に役立つプログラミングされた死であるという。仏人著者の思索的文章が魅力的。

【著者紹介】
著者A・クラルスフエルトとF・ルヴァは、若干44才と40才。
フランス最高の学校であるエコル・ノルマルとポリ・テクニック出身という超エリート。
本書は、最先端の知見による生物学、基礎医学の本であるが、この若きエリートによる哲学好きのフランス人らしい、縦横無尽、思索的な文章が読む人を魅了する。
生物から見た世界 【「生物から見た世界」基本4冊の本】
目からウロコのパラダイムの書
生物から見た世界

J・V・ユクスキュル、ゲオルク・クリサート著
日高敏隆・野田保之訳

四六判/332頁
本体2700円(税込2835円)
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動物たちは何を見、何を感じ、何を考えているのだろうか。動物がもつそれぞれの独自の環境世界の、その驚くべき眺めの世界を示すパラダイムの書。名著の誉れ高し。
鏡の背面 【「生物から見た世界」基本4冊の本】
鏡の背面

K・ローレンツ著
谷口 茂訳

四六判/450頁
本体3800円(税込3990円)
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人間の認識するというシステムはどのように進化してきたのだろうか。動物行動学、哲学、医学などの多方面から試みた壮大なる人間哲学の書。
 
認識の生物学 【「生物から見た世界」基本4冊の本】
認識の生物学

R・リードル著
鈴木達也・直・洋子訳

A5変型/418頁
本体4078円(税込4282円)
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哲学が成しえなかった認識の実態を、進化論的な立場からとらえ直した話題の書。生物の認識獲得過程を論じ、現代思想の新潮流を生んだ。

 
認識の進化論 【「生物から見た世界」基本4冊の本】
認識の進化論

G・フォルマー著
入江重吉訳

四六判/444頁
本体3700円(税込3885円)
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生物はそれぞれの種に応じて固有の世界をもち、固有の行動で認知する。人間の認識する世界もまたその一断片にすぎないという、画期的な書。
文明化した人間の八つの大罪 「生物から見た世界」基本4冊の本・関連書
文明化した人間の八つの大罪

K・ローレンツ著
日高敏隆・大羽更明訳

四六判/166頁
本体1553円(税込1631円)
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ノーベル賞受賞、動物行動学の創始者が、環境の荒廃、核兵器、人口爆発、遺伝子異常、人間の感性の衰弱など人類八つの危機を明らかにし、回復への道を探る。
 
人間性の解体 「生物から見た世界」基本4冊の本・関連書
人間性の解体 第2版

K・ローレンツ著
谷口 茂訳

四六判/280頁
本体2800円(税込2940円)
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人間らしさの崩壊の人類危機に際し、その生物的世界観から提言するローレンツ最後のメッセージである。『鏡の背面』を理論の書とすれば、本書はその鬼気迫る実践の書である。
 
社会生物学 あの“社会生物学論争≠フ本が1冊になって再登場!
社会生物学 合本版

E・O・ウィルソン著 - 流麗かつ本質をついたわかりやすい文章で、2度にわたるピュリッツァ賞を受賞
日本語版監修=伊藤嘉昭
訳=坂本昭一、粕谷英一、宮井俊一、伊藤嘉昭、前川幸恵、郷采人、北村省一、巌佐庸、松本忠夫、羽田節子、松沢哲郎

A5判/横組/1364頁
本体20000円(税込21000円)
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・粘菌やサンゴ、魚、鳥からシロアリ、アリ、ハチ、イルカ、オオカミ、ゾウやサル、チンパンジーに至るまで、あらゆる生物の生態、行動、遺伝等を詳細に調べ(群集構造、分布、カースト分化、コミュニケーション、性、縄張り、繁殖、順位システム、淘汰、寄生、共生、利他行為、エネルギー収支など)、それらを比較・統合して導き出された共通する理論、すなわち、生物社会の性と進化の諸原理を構築し(包括適応度最大にする方向で生物は進化するという)、最後にこの原理を人間社会に適用するという、壮大なスケールで迫る大著である。

・この生物社会の諸原理の人間社会への適用は、“社会生物学論争≠10年にわたって世界中に巻き起こし、現代思想にも影響を及ぼした話題の書でもある。

・著者は1929年生、ハーバード大学教授、専門は社会性昆虫の研究。広範囲かつ学際的な知見を駆使した理論を次々と生み出し、最近では『生命の多様性』を著す。

生物・農学・医学系研究室、図書館必備の基本図書です。この機会にぜひご利用ください。


・読売新聞

私の進化論 自分の足で調べ自分の言葉で語る今西進化論のすべて
私の進化論 再装版

今西錦司著

四六判・260頁
本体2500円(税込2625円)
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京都・鴨川のカゲロウの幼虫の調査で、異なる種類が棲み分けている現象を発見し、それは種社会の構造研究から、種社会の主体性と共存を軸にすえた独自の進化論の提唱へと発展し、ダーウィンの自然淘汰進化論と対峙する。第T部=生物社会と人間社会、人類の進化、第U部=正統派進化論への反逆、ダーウィンその進化論と私の進化論、丘浅次郎の進化論、第V部=豊かな社会と貧しい社会、あとがき=パラントロパスの行方、の計7論文。自分の足で調べ、自分の言葉で語る今西進化論のすべてがここにある。文化勲章受賞者。
人が人を殺すとき

世界で初めて、進化論による殺人研究
人が人を殺すとき 進化でその謎をとく

M・デイリー&M・ウィルソン著
長谷川眞理子・長谷川寿一訳

四六判/510頁
本体4800円(税込5040円)
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本書は、殺人の警察データをもとに、どういう年齢の、だれが、だれを、なぜ殺すのかについて、初めて進化論、進化心理学の視点から解明を試みる。すなわち、殺人の動機を社会的背景に求めたり、個々人の内面の心理状態の記述にとどめるのではなく、性淘汰を中心とする生物の社会進化の理論を、世界で初めて、人が人を殺すときの動機や心理にも適用して分析していくのである。殺人の事例を多数収載する。


・読売新聞
・科学

バイオ研究室の表と裏

バイオ時代の最先端科学者の実像にかぎりなく迫る
バイオ研究室の表と裏 エッグ&エゴ

J・M・W・スラック著
渡辺政隆・佐竹弓月訳

四六判/342頁
本体3200円(税込3360円)
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バイオ、遺伝子、ゲノム、クローンといった現代科学のキーワードに深くかかわる発生生物学の分野で、日夜激しい競争の渦中にある著者・スラック教授の、その最先端の研究の興奮と醍醐味が生々しく伝わってくる。しかしそれだけではない。実は科学者といっても、ポスト・昇進・出世をめぐる争い、論文発表の先陣争いと駆引き、研究費調達の東奔西走等々にも忙しい。日本人研究者についても二ヶ所で詳しく紹介。実験、カエルとその卵、研究室の人名録など全10章。文献・索引付。

読売新聞01年7月29日付、細胞工学8月号、
日経サイエンス9月号等で紹介の話題の本


・読売新聞

自殺する種子

25年ぶりに帰国した著者の語る育種の醍醐味と問題
"自殺する種子" 遺伝資源は誰のもの?

中国功労賞
河野和男著(日本農学賞等受賞者)

四六判/296頁
本体2700円(税込2835円)
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熱帯の人々の重要作物キャッサバというイモの育種(品種改良)を、生物多様性を利用して一から始めて25年。収量倍増や病虫害に強い品種を作り出し、アジアでは35の新品種が採用されその栽培面積は100万ヘクタールに及び、農家の生活向上に直接役立ったという喜びを味わう。一方、この25年の体験から、日本の海外援助事業には厳しいアカウンタビリティの必要性を痛感する。そして巨大種子メーカーによる“自殺する種子≠ネどによる種子独占に対しては、熱帯の人々が数千年かけて作り上げてきた作物という遺伝資源は、人類共有の文化資産ではないだろうかと結ぶ。

読売新聞02年1月27日付、東京新聞2月24日付、農業共済新聞2月13日付、文芸春秋02年2月号、Molecular Medicine5月号、遺伝7月号他多数紹介。
農林水産省内書店2月売上1位。


・読売新聞

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